安心問答−浄土真宗の信心について−

浄土真宗の信心についての問答

「阿弥陀仏の本願をただいまそのまま聞く、ということがどういうことなのか、皆目わからないのです」(安藤さんのコメントより)

安藤 2014/08/26 01:17
阿弥陀仏の本願をただいまそのまま聞く、ということがどういうことなのか、皆目わからないのです(T_T)

弥陀の本願を他の表現、言いまわしで説明することも難しいので、山も山さんは、いつもこのような言い方しかできないのですよね(T_T)

私も早く聞いて肩の荷を降ろしたいです。

私が思ってるのではなく、阿弥陀仏が先に思っておられることなのでしょうがf^_^;

私という奴は、全く思ってないのがほんとの姿なのでしょうが…

阿弥陀仏の本願をただ今聞くというのが分かりにくい表現だったので考えてみました。

言い換えれば、二河白道の譬でいう「汝一心正念にして直ちに来れ」(ただ今助ける)の阿弥陀仏の仰せを確認しないということです。

この確認しないというのはどういうことかというと「ただ今助ける」と聞いて「どうして?」「どうやって?」「助けるって具体的にどういうこと?」の思いがないということです。


言い替えると、阿弥陀仏が五劫思惟された結果の「ただ今助ける」は、確認しようとすれば少なくとも五劫かかるので、そんな時間がかかっていたら臨終に間に合わないので結論だけはまず聞き入れるということです。

一度でいいですから、阿弥陀仏の仰せを聞いたままにして、あれこれ疑問を挟まないで下さい。