安心問答−浄土真宗の信心について−

浄土真宗の信心についての問答

後生の一大事

「後生の一大事についてです。信心を獲たら実感が持てるのでしょうか。毛の先程の疑いであってもダメと聴いております。私は完全に信じきれません。もしかしたらおとぎ話?とか。しかし必ず救うと仰ってくださる阿弥陀さまの無碍の光明は、私の疑いなど障害にならないと思います。既に阿弥陀さまの信心に包まれている事がわからないだけだと思うのですけど如何でしょうか。」(Peing-質問箱-より)

Peing-質問箱-よりおはようございます。 後生の一大事についてです。 信心を獲たら、実感が持てるのでしょうか。 | Peing -質問箱- 質問箱には以下のように回答しました。 信心を獲るという言い方を使えば、獲たか獲ないかよく分からないということはありま…

「私が仏教を求めているのは、一種の強迫観念(ぼんやりとした不安?)であって、今のうちにやっておかないと何か悪いことがおきるのでは?……といった感じです。ですからとても純粋に後生の一大事に向かっているとは思えませんが、これでもよいのでしょうか?」(Peing-質問箱-より)

Peing-質問箱-より私が仏教を求めているのは、一種の強迫観念(ぼんやりとした不安?)であって、今のうちにやっておかないと何か悪いこと | Peing -質問箱- 質問箱には以下のように回答しました。 きっかけはなんでもいいと思います。 今のままではよろしくな…

「私達は、亡くなったら人間に生まれるのは何億年とかかり、それくらい難しく人間に生まれた、そのチャンスを無駄にせず信心決定すること。これが生きる意味と聞いたことがあり、私たちは信心決定する為に生きるのですか」(Peing-質問箱-より)

Peing-質問箱-私達は、亡くなったら人間に生まれるのは 何億光年とかかり、それくらい難しく | Peing -質問箱- 質問箱には以下のように書きました。 「信心決定」するためではなく、「仏になるため」だと教えられるのが浄土真宗です。 信心決定の言葉は、御文…

私は、後生の一大事に驚きがたっていません・・・というか、それが、どういう状態になったことを指すのかも、よくわかりません・・・。(しかばねさんのコメントより)

しかばねさんよりコメントを頂きました。有り難うございました。 しかばね 2013/04/15 21:41 (略) 高森先生は「後生の一大事に驚きがたったら、獲信の直前だから、赤飯を炊いていい。」と言っていました。 でも、私は、後生の一大事に驚きがたっていません…

後生の一大事について思うこと

後生の一大事について質問されることがあり、加えて親鸞会批判の真実という親鸞会弘宣部作のサイトに以下の記述があったので、思うことを書きます。 「後生という事は、ながき世まで地獄におつることなれば、いかにもいそぎ後生の一大事を思いとりて、弥陀の…

後生のことはよくわからないのに、極楽や成仏のことをいうのはなぜか?(メールの質問)

後生のことはよく分からないのに、なぜに死ぬと同時に阿弥陀仏の極楽浄土へ往生して、仏のさとりを開くと浄土真宗ではいうのでしょうか?この辺がいつも分かるようでわかりません。失礼ながらたまにユートピア的な思想ではないかと思うことがあります。(メ…

自分の死と向き合うことについて(Kさんのコメントより)

Kさんよりコメントを頂きました。有り難うございました。 山も山様は自己の死と向き合うことと阿弥陀仏の救いの関係についてどのようにお考えでしょうか?よろしくお願いします。(Kさんのコメント) http://d.hatena.ne.jp/yamamoya/20090517/1242512867#…

後生に驚く、真剣な求道とは強迫観念の代名詞ではありません(メールの質問)

メールで質問を頂きました。質問までの文中でブログを読まれる方にも知っていただきたい内容がありましたので、抜粋して回答します。 お勤めも,真剣にできたためしがありません。「こうやってお勤めしていれば大丈夫だろう」という自力の心も見えます。もし…