安心問答−浄土真宗の信心について−

浄土真宗の信心についての問答

御一代記聞書

御一代記聞書76に、『「今御をしへ候人をいふべし。鍛冶・番匠なども物をしふるに物を出すものなり。一大事のことなり。なんぞものをまゐらせよ。いふべき」と仰せられ候時、順誓「なかなかなにたるものなりとも、進上いたすべき」と申され候。』とありますが、これは蓮如上人が順誓に何らかの見返りを要求されているのでしょうか?となると何か進上しないと救われないということになるのでしょうか?(Peing-質問箱-)

Peing-質問箱-御一代記聞書76に、 | Peing -質問箱- 質問箱には以下のように書きました。 ここは蓮如上人と順誓の関係性から言って、今から大事なことをいうぞと言う前に、少し冗談を入れてその場を柔らかくして言われたものです。 実際、その後順誓が蓮如上…

ネットラジオ版安心問答#032「心が南無阿弥陀仏になるというのはどういう意味なのでしょうか?」

anchor.fm質問箱の以下の質問について話をしました。 心が南無阿弥陀仏になるというのはどういう意味なのでしょうか? | Peing -質問箱-以下、今回話に出てきたご文です。 【6】 念仏三昧において信心決定せんひとは、身も南無阿弥陀仏、こころも南無阿弥陀…

「どのようにすれば妙好人になれるでしょうか。」(ぱるるさんのコメントより)

ぱるるさんよりコメントを頂きました。有り難うございました。 ぱるる 2013/08/22 01:01 質問です。 真宗では救われるということは浄土往生のことですよね。けれど世間で救われるという言葉は悩みがなくなったり、希望がわくことだと思います。そのように言…

「仏法には、明日と申す事、あるまじく候う。」(蓮如上人御一代記聞書)について解説して下さい(若王子さんのコメントより)

若王子さんよりコメントを頂きました。有り難うございました。 若王子 2013/04/28 22:17 「仏法には、明日と申す事、あるまじく候う。」 『蓮如上人御一代記聞書」(『真宗聖典』 p.874)上記のお言葉について詳しくご解説願います。山も山さん、よろしくお…