安心問答−浄土真宗の信心について−

浄土真宗の信心についての問答

「ご法話を聴聞させていただく機会にあい、南無阿弥陀仏のいわれを聞かせていただいているのですが、なかなか分かりません。申し訳ないことに、私にかけられている阿弥陀仏の願いとはたらきが分かりません。また、よく問いをもっての聴聞の大切さを教えていただきたいと思います。」(千葉さんのコメント)

千葉 2014/03/21 09:42
ご法話を聴聞させていただく機会にあい、南無阿弥陀仏のいわれを聞かせていただいているのですが、なかなか分かりません。申し訳ないことに、私にかけられている阿弥陀仏の願いとはたらきが分かりません。また、よく問いをもっての聴聞の大切さを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

http://d.hatena.ne.jp/yamamoya/20140321/1395352405#c1395362557

ご法話で南無阿弥陀仏のいわれを聞かれているのでしたら、聞く内容に関してはそれ以上にはありません。


大事なことは、阿弥陀仏は私一人めがけて働いて下さっているということです。また、問いをもって聴聞するとのことですが、なにか正解があることを想定してのことだとは思いますが、南無阿弥陀仏のいわれ以外になにもありません。

それ、在家の尼女房たらん身は、なにのやうもなく、一心一向に阿弥陀仏をふかくたのみまゐらせて、後生たすけたまへと申さんひとをば、みなみな御たすけあるべしとおもひとりて、さらに疑のこころゆめゆめあるべからず。(御文章5帖目3通)

http://goo.gl/ckGICF

正解が分かったらそのご褒美で救ってくださるのではありません。ですから「なにのやうもなく、一心一向に阿弥陀仏をふかくたのみまゐらせて」といわれています。必ず救うの仰せに従ってください。仰せの通りと聞くと「さらに疑のこころゆめゆめあるべからず」です。ただ今救うの南無阿弥陀仏にただ今救われてください。