台風の中やってきた参詣者に会長が言ったことは、「750回忌に来なさい」でした。
9月4日(日)台風12号の中、富山県射水市の親鸞会館で高森会長の法話が行われました。当日、法話に参加された方より情報を頂きました。
演題は正信偈「広由本願力回向 為度群生彰一心」でした。しかし、肝心な本願力回向については殆ど話に触れない内容でした。
ネットの批判を意識してか、親鸞会独自の「善の勧め」「方便と真実」「横の線を進んで」の内容は話をしていませんでした。
話の大半は、「一心」についての話でしたが、信楽の辞書的解説に終わり、本願の生起本末に触れる内容はほとんどありませんでした。
最初に書きましたが、台風の中わざわざやってきた参詣者に会長が一日話したことの結論は「来月の750回忌に来なさい」でした。
以下は、参加者から頂いた情報からの引用です。
この台風の中こられた人は、選ばれた中の選ばれた人です。(9月4日親鸞会館(富山県射水市)の高森会長の法話より)
と最初に、参詣者を持ち上げた上で、最後に「遊煩悩林現神通 入生死園示応化」まで急に話を進めます。
最後に何を言ったかと言えば
一念で救われたからもう還相(回向)は始まるんですよ、ということを天親菩薩は教えておられるでしょ。だからこの親鸞も今死ぬけれども「寄せかけ寄せかけ」帰ってくるぞ。だから、「一人いるときは二人と思え、二人いるときは三人と思え、その一人は親鸞だ」こう言われてお亡くなりになっているのですが、その内容については、命があれば750回忌の演題になっております。(終了)(9月4日親鸞会館(富山県射水市)の高森会長の法話より)
往生極楽の道を聞こうと思ってやってきた人に、一日かけて「750回忌に来い」という話をしていたのだなというのが、参加者から頂いた情報から感じた感想です。
最後に、現在親鸞会の750回忌に参加する予定の方や、誘われている方でこのエントリーを読まれている方に向けて書きます。
750回忌の法話も、おそらく参加者の聞きたい部分についての話はなく、「続きはまた命があればまた次回」になります。この一座で救われようと思う人は、家で御文章を拝読することをお勧めします。