安心問答−浄土真宗の信心について−

浄土真宗の信心についての問答

12月18日親鸞会二千畳座談会より。質問「求道の心がけを教えてください」高森顕徹会長「群賊悪獣悪知識に気をつけよう」(参加者より頂いた情報より)

12月18日富山県射水市の親鸞会館で二千畳座談会が行われました。参加された方より情報を頂きましたので紹介します。
質問は、以下の一問でした。

(前回の会館の法話・正信偈の内容からの質問)
曇鸞大師ほどの方でも病気をきっかけに迷われたのだから、気をつけなければならないと教えられていると聞かせて頂きました。求道の過程では病気やそれ以外のことでも迷ってしまうきっかけは多くあると思います。一念の決勝点まで進ませて頂く上で心がけねばならない点を教えて頂きたいと思います。(12月18日親鸞会館二千畳座談会での質問)

この一問に一日かけて高森顕徹会長が話をしたことは、二河白道の譬えでした。質問に対する答えは、「群賊悪獣悪知識に気をつけよう」でした。
現在親鸞会機関紙では、以下のように「群賊悪獣」を定義しています。

各人各様の体験で信心を語る「群賊・悪獣」が真実の弥陀の救いを求める人たちを餌食にせんとしています。
善知識方が説かれない、各人各様の体験とはどんなものか。その一例です。
(以下、「私の白道」の一部を5ページにわたってまるまる掲載・個人名・団体名はイニシャル)
(顕真平成23年12月号P34)

よって、当日の座談会の高森会長の答えは、別の言葉でいうと「私の白道の作者」や、ネットで親鸞会を批判する人に気をつけろ、耳を貸すなということになります。

年末に富山までやってきた会員も、高森会長は信用できないようです。親鸞会館まで来た人に向かって「他へ行くなよ」では、参詣者は何をしにきたのかわかりません。

二河白道の譬え自体も、「親鸞会版・高森会長解説」は相変わらずでした。

一つ紹介します。

高森会長「水火の難に堕せんことをおそれざれ」といわれているのだから、罪悪に恐れている人に弥陀の呼び声は届くのだ。そこまで進むのが求道だ」

親鸞会では、求道というのは罪悪を突き詰めていくことだと教えます。これでは地獄秘事と何も変わりません。

他にも気になるところはありますが、次のエントリーに書きます。