親鸞会発行顕真H23年4月号を読みました。
私も日本語力に自信があるほうではありませんが、何回か読んでも意味がよく分からなかった文章があったので紹介します。
真実の願である十八願で弥陀は、全ての人が悪しか造れぬ者であることを知らせ、摂取するために、方便願である十九願で、真剣な諸善を勧められています。
方便と真実を、法友はどうお聞きしたのでしょうか。(Q)
(富山の親鸞会機関誌 顕真H23年4月号P41より)
不明な点
- 十八願は、全ての人が悪しか造れぬものであることを知らせる願なのか、十九願がそれを知らせる願なのか、文章を読む限りわからない。
- 「摂取するために、(略)十九願で、真剣な諸善を勧められています」とは、阿弥陀仏が衆生を摂取するために善を勧められている→善をしない者は助けられないのか?
- 「方便願である十九願で、真剣な諸善を勧められています」とありますが、真宗で方便願は親鸞聖人が誡められたものなのに、勧めているのはどういうことなのかよくわからない。
- 一読してよくわからない。
顕真だけでなく、親鸞会の機関誌(顕正新聞・とどろき・顕真)は、何重にもチェックされて出版されています。
私は以前、親鸞会弘宣部に2年半在籍していました。
今でもそうではないかと思いますが、大体以下のような流れです
- 執筆者が原稿を書く(執筆者は、弘宣部の担当講師と親友部員)
- 原稿を印刷する形式に加工する(版下の作成)
- できあがった原盤を、弘宣部内で回覧。(※この回覧は、校正スタッフだけでなく、顕正新聞、とどろき、顕真の全スタッフでおかしいところがないかをチェックします。チェックする人数は約30人くらい?)
- チェックをしたものを弘宣部長が承認
- 出版部へ→各地の会員へ発送
これだけの多くの人の目を経て出版された機関誌の顕真ですが、どうにもよくわからない文章だったので、ここに紹介しました。