安心問答−浄土真宗の信心について−

浄土真宗の信心についての問答

投稿:今の思いを歌にしてみました(柳に風さん作)

柳に風さんから、歌を投稿して頂きました。

ーー以下、柳に風さんの作品ーー

救われぬ 聞けぬ晴れぬと叫べども 我が自力にて 信は 獲られず。

考えすぎは 自力と言われ 過ぎたからとて 戻れずに
過ぎたは 過ぎたで そのままの 救いと 聞いても救われぬ
聞くは聞くでも弥陀様の 必ず救うの 声をきけ
南無阿弥陀仏に 飛び込めと 計らい捨てて 飛び込めと
捨てる計らいどこにある?
私の思いに あるのかと 自問自答をしてみれば
救うてくれるは 弥陀さまと 自分に問うてもわかりゃせぬ。
海山越えた知識様 私はどこで 救われる?
知識が 救うであるまいぞ 現在 そのまま 今ここで
救うと弥陀様涙して 喚んでおられる そのままを
聞けば必ず救われる

必ず聞かせて頂けるなら 何故に 私は 今聞けぬ
ぐるぐる回りの問答に わたしゃ 宿善無き 身にて
この世のお助け諦めて のんびり暮らそと思うてみても
すぐに弥陀様肩たたき 必ず救うと耳元で
離しはせぬと我が心 囁き 揺さぶりあたたかく
そっと背中を 押し進め そのまま聞けと説きなさる。


こんなバカでも救うてやると 毎日毎日叫ばれて
涙流され叫ばれてても ほんにおいらは知らんぷり
知っているのに 計らい入れて もっと聞かせて下さいませと
わがまま言うた愚か者 聞いたそのまま 手垢を付けず
知ったそのまま色付けず 読ませて頂くそのままの
弥陀の救いの ありがたや
ただのただただ 疑いを ちょっと横に置いただけ
疑い無くした訳でなく 私が信じた訳でなく
いつものお話そのままを
ふぅんと聞いたその時に そやねと思ったその時に
ハイと聞いたその時に 全ての疑い吹っ飛んだ
笑い転げてぶっ飛んだ 涙ながらに 吹っ切れた
心の中は 南無阿弥陀仏 念仏称えて 謝った
阿弥陀様に 謝った 疑い続けて ごめんなさい
知らないふりしてごめんなさい

こんなバカ者救ってくれて
こんなバカ者信じてくれて
投げず、見捨てず、諦めず 
ほんとに ホントに ありがとう
お礼に念仏称えます 死ぬまで念仏称えます 
南無阿弥陀仏と称えます。


南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏

ありがたや なんまんだぶつと二人連れ。

金剛の 信とは何かとたずねたら ただ疑いの 晴れた事なり

ーー以上ーー