安心問答−浄土真宗の信心について−

浄土真宗の信心についての問答

追記 疑惑の心は、18願の救いを求める心から起きます。

一旦書いた後、また思うところがあったので、追記として書きます。

如来の諸智を疑惑して
信ぜずながら なをもまた
罪福深く信ぜしめ
善本修習すぐれたり」

真宗の教えは18願の救い(現生不退・報土往生)です。そのためには信ずるひとつであるため、邪魔になる雑業・雑修・自力の心を捨てなさいと教えられます。
(如来の諸智を信じなさい)
http://d.hatena.ne.jp/yamamoya/20080814/1218714993#c1218892654

これについてですが、「如来の諸智を疑惑」するのは、18願の救いを真剣に求める人に出てくる心です。
元自称福徳会員さんが、上記の文章の下の部分に、

18願の救いを求めようと言うところにまで進んでいない人には

そこまで進んでいない人には

というように説明がなされ、19願→20願→18願という順番に書かれていますが、これでは逆になってしまいます。主語が「阿弥陀仏」ではなくなってしまいます。「行者」が主語になってしまいます。