安心問答−浄土真宗の信心について−

浄土真宗の信心についての問答

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

顕正新聞4月15日号を読むと、3月18日学生大会で高森会長の説明した「仏願の生起本末」の説明がもっとひどいものだった件

http://adgkph.blog.fc2.com/blog-entry-103.html を読んで、高森会長の話がさらに脱線してきたのだと思いました。 タイミングよく、3月18日の学生大会の内容が掲載された、顕正新聞平成24年4月15日号を読む機会があったので、以下紹介します。 親鸞…

「信前の人の念仏は、18願にその根拠があるのでしょうか、それとも20願にあるのでしょうか。

あるいは念仏を要とせず、信心だけで救われるのでしょうか。」(不信人さんのコメントより)不信人さんよりコメントを頂きました。有り難うございました。 不信人 o" style="font-size:small;">2012/04/28 08:09 信前の人の念仏は、18願にその根拠があるので…

「御慈悲な阿弥陀様だから、念仏を称えて聴聞を続けていれば南無阿弥陀仏の自然のお働きによってそのうち聞こえてくださると信じたいのですが、信疑決判、信疑決判と何度もいわれるとどうしたらよいのかわかりません。他に方法もないのに、一体どうやって聞いたらよいのでしょうか。」(MENDELさんのコメントより)

MENDELさんよりコメントを頂きました。有り難うございました。 MENDEL 2012/04/24 00:54 阿弥陀仏の呼び声を疑いなく聞いて他力に帰したいとは思いますが、どう聞いたら聞即信になれるのか分かりません。 御慈悲な阿弥陀様だから、念仏を称えて聴聞を…

「念仏称える信前の者は20願にとどまっていると。そしてその自覚なくして他力に入ることはありえないのだと。(不信人さんのコメントより)

コメント欄が長くなったので、今回はエントリーとして書きます。 不信人 2012/04/23 04:40 〉コメントを書く前に一つ確認しますが、貴方のコメントには、三願転入とか、三願という言葉が多いですが、いわゆる高森会長のいう三願転入の話と同じ理解ということ…

信心と念仏は別物と教える高森会長(宗教法人・浄土真宗親鸞会)から聞いていた「信心正因称名報恩」を振り返ってみる

私が、かつて所属していた親鸞会の高森会長は信心と念仏を別物として会員に教えていました。そのため、私が親鸞会に在籍していたころの「信心正因 称名報恩」の理解は、極端に言えば「信心」が往生の因であるから、称名はお礼の意味しか無いというものでした…

「18願の報土往生を願って念仏する未信の者の念仏」と、「不如実修行者の念仏」と「六道輪廻する者の念仏」との関係・違い目は何でしょうか。辺地は説かれてはあっても果たして行く人はあるのか疑問です。(不信人さんのコメント)

不信人 2012/04/14 05:31 (略) 「18願の報土往生を願って念仏する未信の者の念仏」と、「不如実修行者の念仏」と「六道輪廻する者の念仏」との関係・違い目は何でしょうか。辺地は説かれてはあっても果たして行く人はあるのか疑問です。 http://d.hatena.n…

「不如実修行の者が死んだらどうなるのでしょうか。辺地に生まれるのでしょうか。それとも六道輪廻するのでしょうか」(不信心さんのコメント)

不信人さんからコメントを頂きました。有り難うございました。 不信人 2012/04/12 16:06 不如実修行の者が死んだらどうなるのでしょうか。辺地に生まれるのでしょうか。それとも六道輪廻するのでしょうか http://d.hatena.ne.jp/yamamoya/20120408/133383679…

「往生の大事を心にかけ、たえず聴聞しておりますが、わが胸をかえりみれば一念帰命の場所は遠いように思われます。また願力の不思議も名号の一人働きということも疑わぬのにどうして安心安堵の心にならないのでしょうか?」(真宗異安心批判(藤澤教聲・著)P146より紹介)

真宗異安心批判(藤澤教聲・著/洗心書房より復刻)P146より紹介します。 【問】往生の大事を心にかけ、たえず聴聞しておりますが、わが胸をかえりみれば一念帰命の場所は遠いように思われます。また願力の不思議も名号の一人働きということも疑わぬのにどう…

不如実修行とはなんでしょうか?

不如実修行とはなんでしょうか?(頂いた質問) 不如実修行とは、曇鸞大師の往生論註に書かれている言葉です。それを高僧和讃から紹介します。 (48) 不如実修行といへること 鸞師釈してのたまはく 一者信心あつからず 若存若亡するゆゑに(高僧和讃) このご…

「法論に沈黙すると負けを認めたことになる」という論調の顕正新聞を発行しながら、法論を申し込まれると沈黙する親鸞会・得意の法話内での反論さえしなくなった高森会長

宗教法人・浄土真宗親鸞会機関誌顕正新聞平成24年3月1日号を読みました。 4面に「自称“正統派”沈黙4年の謎」という記事が掲載されていました。内容は、4年前から続いているものと同じです。高森顕徹会長の著書「歎異抄をひらく」が出てから、それに対…

宗教法人・浄土真宗親鸞会 渡部隆志弘宣局長へ。蔭でこそこそ私を異安心よばわりするメールを書いている暇があったら、すでに出されている法論に答えて下さい。

先日、とある場所での信心の沙汰に、渡部隆志弘宣局長ほか3名(合計4名)の親鸞会講師部員がやってきました。そのとき、彼ら親鸞会講師部の主張に対して私や他の同席者もいろいろと話をしました。その後、親鸞会側からも音沙汰がなく、飛雲さんの法論につい…

本願を聞いて疑い無いと言うことは、本願がよく分かるということでしょうか?仏智を頂くのですから、何か分かるようになるのではないでしょうか?(頂いた質問)

本願を聞いて疑い無いと言うことは、本願がよく分かるということでしょうか?仏智を頂くのですから、何か分かるようになるのではないでしょうか?(頂いた質問) 本願を聞いて疑い無いとは、本願が「わかる」ことではありません。それを別の言い方でいいます…